筑豊本線はJR若松駅~桂川駅~原田駅を結ぶ路線のです。
若松~折尾の愛称は若松線、折尾~桂川は篠栗線、そして桂川~原田は原田線と呼ばれています。
炭鉱の閉山により石炭輸送がなくなり、支線はすべて廃止となりました。
現在は、直方市、飯塚市などの市町から福岡市、北九州市の移動が主体になっています。
今回は、原田線(原田~桂川)に乗ってきました。
鹿児島本線で原田駅へ。
原田駅と桂川駅ではICカードが使用できますが、中間の3駅(筑前山家、筑前内野、上穂波)では使用できないのでご注意ください。
原田線への乗り換えは0番ホーム、ここだけ木造のレトロな造りでタイムスリップしたかの雰囲気。
鹿児島本線と原田線の駅名標。
原田線の駅番号は「JG05」になります。
現在運行しているのはキハ140形。
かつてはキハ31形も走っていました。(2017年3月撮影)
原田線は博多近郊にも関わらず一日の列車本数がたったの8本!(土日・祝日は9本)
原田駅では鹿児島本線、桂川駅では福北ゆたか線に接続するのにここまで本数が少ないんだろう?
それは炭鉱の閉山により地域が衰退し、利用者が減ったからだと考えられます。
また、久留米から直方に向かう場合、原田駅で原田線に乗り換えて、桂川駅で直方方面の列車に乗り換えれば行けないこともありません。
でも、博多駅まで行き篠栗線経由で直方方面に行く列車に乗り換えたほうが、本数も多く確実に行くことができます。
このことから、さらに利用者が減り現在の本数になったと考えられます。
それではなぜ廃線にならないのか?
原田線の区間は元を言えば筑豊本線の一部ということもあり、篠栗線(福北ゆたか線)が災害等で不通になった時の迂回ルートとして利用することができます。
緊急時に列車を走らせられるようにするために残しているのでしょう。
それでは出発です。
途中の筑前山家~筑前内野間はとても良い風景です。
ただし、キハ140形の前面はかなり展望悪く…
桂川駅に到着。
乗入路線は筑豊本線(原田線)と篠栗線。
原田線の駅番号は「JG01」になります。
駅に併設する売店(Yショップ)。
「当店自慢」とやたらと推しの豆大福。
豆感がすごく美味しかったけど、製造者山崎パンで多分日本全国に売ってます…
原田線は、廃線にされる可能性が少なからずあると思います。
自然豊かで魅力的な路線ですので、飯塚や直方へ出かけるときは利用してみてはいいかがでしょうか。
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